もしもメールやSMS(ショートメッセージサービス)に請求メッセージが来たら
忘れた頃にやってくる・・・怪しいメール。正式な機関やサービスになりすました「フィッシングメール」をもしも受け取ってしまったら。そんな時の対処法を振り返ってみようと思います。
身に覚えがないものは「クリックしない」が鉄則
当たり前のことを書いてしまったかもしれません。が、反射的に押す癖のある人に向けて描きます。身に覚えがないものは「クリックしない」!(自戒の念を込めて)
2022年現在流行っているものは、SMS(ショートメッセージサービス)による「フィッシングメール」は、メッセージ本体ではなく、メッセージに添付されたURLで偽サイトに誘導されてマルウェアに感染や個人情報を抜かれたりすることがあるようです。なので、メッセージ自体を開いても、感染などはしないようです。
判断に迷ったら1送信元を調べよう
感染や詐欺も怖いが、無視も怖い・・・!そんな時は、送信元を疑ってみましょう。
例えば、このメッセージ。
電話番号が「090〜」内容が「国税庁未払い税金のお知らせ」。国から来ているメッセージのはずなのに、送信元が「090〜」という時点で怪しいですが、もしかしたら本当かも?と疑う場合は、電話番号を検索サイトで検索しましょう。
jpnumberm(電話番号検索)には、発信元を確かめた結果が表示されます。そのほかにもさまざまなサイトで、電話番号に対する情報がみられるので、迷う場合は、送信元を検索しましょう。
jpnumberm(電話番号検索)
判断に迷ったら2メッセージ本文を疑おう
口コミなんて信じられない・・・!という人は、メッセージ本文も検索サイトで検索してみましょう。
「国税庁未払い税金のお知らせ」と検索してみたのですが、国税庁のホームページにも注意喚起の記載があります。抜粋した下記のメッセージをみてみましょう。
「国税庁ホームページアドレスは、https://www.nta.go.jp/です。国税庁ホームページを利用する際には、ブラウザのアドレス欄を必ずご確認ください。」
メッセージ本文に記載されているアドレスと照らし合わせると、もう、開かないという選択しかなくなると思います。
https://www.nta.go.jp/information/attention/attention.htm
判断に迷ったら3それでも迷う場合は、記載されているサービス提供者に連絡してみましょう
例えばこの場合「国税庁未払い税金のお知らせ」と書いてあるので「国税庁」に電話してみましょう。ですが、折り返し電話をするのはNGです。詐欺のメール送信者に直接電話をかけてしまうのはおすすめできません。
なので、どうしても心配な場合は、サービスを提供している元を調べてお問い合わせをしてみてください。
それでも間違えてクリックしてしまったら
あると思います・・・私はたまにクリックしてしまいます。本当に反射的にやってしまうことがあります。その際は、落ち着いてブラウザを閉じましょう。心配なら、いったん電源をきり深呼吸しましょう。(通信さえ行われなければウィルスがダウンロードされないし、インストールも中断される可能性が高いです。)
落ち着いたところで、ウィルスチェックツールがインストールされている様なら、すぐさまチェック。もしも、インストールがされていない場合も、1ヶ月単位で契約可能なものもありますので、チェックしてみましょう。
久しぶりに、怪しいメッセージを受け取ったので、もしものために書いてみました。
怪しいと思っていてもすぐにメールを消す勇気が湧かない人は、このステップで確かめてみてください。
もしも編集
もしも編集者です。
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